これでも一応主婦なのよ~堅実主婦を目指す編~

自由気ままに生活してきたパラサイト兼業主婦が、結婚10年目を目前にシンプルで堅実な生活にあこがれ、そこに向けての軌跡をつづっていきます。

グレートギャツビー観劇しました。執念を感じる愛。

暑い日が続きますね。。

すでに暑さに負けて体調を崩しかけています。

このブログでは初めての観劇記録になります。

さて、先日、夫と芸術劇場で上演された
「グレートギャツビー」を観劇しました。

華麗なるギャツビーとして映画化されている作品を
ミュージカル化したもの。


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映画は見てないですが、原作はきちんと読んでいきました。

出演者と演出家

ギャツビーを演じるのはミュージカル界のプリンス井上芳雄くん。

原作での主人公となるのはギャツビー家の隣に住んでいるニックを演じたのは田代万里生くん。

エリザベートでおなじみの小池修一郎氏の演出です。

井上芳雄くんはトート閣下、万里生くんはフランツでした。

去年初めてエリザベートを観たのですが、
まったくチケットが取れず、博多座城田優くんがトートの回を見ただけなんですけどね。

芳雄くんはいろんなミュージカルで何回も見てるし
最近はテレビでも歌声を聴く機会が増えて(主にWOWOW)
コメディ要素での活躍にも大注目です。

歌はさすがの安定感でした。

 

原作について

原作はF・スコット・フィッツジェラルドの「華麗なるギャツビー」。

原作の翻訳を村上春樹氏が手掛けています。

村上作品をちゃんと読み切ったことがない私ですが、今回はきちんと原作を読み終えてからの観劇しました

村上翻訳ではどの時代に読んでも受け入れられるように
禁酒法に関するエピソードがなかったりするそうです。

この表紙の「目」。

舞台でも出てきました。

本の中で「この目は神の目だ。神様はずっと見ておられる。」
とウィルソンが言います。

その言葉がぴったりくる、ちょっと不気味な目。

もともとは眼科の看板。とっくにその眼科はつぶれているのだけれど、
ハイウェイ沿いに看板だけが残っていて、その街を見ているのです。

原作を読んで

とりあえずいつもの倍くらいの時間がかかって読み終えました。

村上作品の細かい描写と小難しい漢字がすぐに脳に入ってこないせいか
すごく時間がかかってしまうのです。

そこが村上作品の魅力なのかもしれないけれど、
まだ魅力と感じられなくてファンの方には申し訳ないです。

読み進めていく途中でも、何度も思ったのは

「これはどうやってミュージカルにするの??」

すごく簡単に言ってしまえばストーカー並みの執念で昔の好きだった人と再びつながり、でもやっぱりうまくいかず、でも彼女を守りたいからと思っていたら恨みを買って殺されてしまう。

これをどこをどうやって舞台で見せるんだろうか。

わくわくした気持ちで劇場に向かいました。

観劇後の感想 以下ネタバレ含みます!

終始シリアスなお話かと思っていたらクスリと笑えるシーンも入れてくる。

見事な小池演出。

冒頭、ギャツビーが殺されたエピソードから始まります。

その後回想という形で話が進み、
最後、ギャツビーが誰に殺されたかわかるシーンを挟み、
お葬式に実父が来て、小さいころのギャツビーが語られるという展開。

2時間ちょっとで1冊の小説を表現するのですから
いろんなエピソードを省略していますが大筋は原作と同じでした。

貧しい家の出というコンプレックスを隠すためにあらゆる手段を講じてきたギャツビー。

出兵前に出会ったデイジーへの執念の愛。

再びデイジーに会うために大金持ちになり、
再びデイジーに会うために彼女との接点を持つ人物を探すためパーティーを夜な夜な開く。

ようやく見つけた接点がニック。

 

デイジーもギャツビーへの愛が忘れられないまま
トムと結婚していました。

でもトムはマートルと不倫中。

マートルは夫のジョージに愛されているけどトムに夢中。

愛情が憎悪を生む。

 

ちょっと空想

金持ちで自信家でいけ好かない。

トムに対する私の印象です。

でも強気な男性はとっても魅力的だろうし、
女ならだれでも落とせると思っているような人、
実は嫌いじゃありません。

出会った時期が悪かっただけ。

マートルはずっとこういってデイジーに嫉妬してました。

私もトムを好きになるかもしれない。

でもマートルみたいに頑張る気力もない。

トムに話を聞いてほしくて我を忘れてしまう。
そんな愛のパワーは私は持ち合わせていない。

 

マートルの夫のジョージ。

貧しい自動車整備工。

夜遊びや外泊を許しちゃう立場弱い系の旦那さん。

妹と。という嘘を信じちゃってる優しい人。

貧しくても結婚するならこういう人がいいよな。
夫はジョージと被る部分があるかも。

大きなネタバレ白反転してます↓

マートルを亡くした後、盲目的に犯人と思しきギャツビーを殺し、自殺してしまう。

それだけは似なくていいです(笑)

あんなにつれない態度を取られていてもマートルのことが好きだったんだなと思える執念の愛。

 

アラフォーに突入して執念という言葉からどんどんと遠ざかっている気がしてならないのですが、
ちょっと怖く感じながらもうらやましく思えた。そんな舞台でした。

 

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読んでいただきありがとうございます。

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